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三重~京都~福井

~ 三重~京都~福井の旅(2005.9.5~8) ~

我が家の夏の旅行は、ここ数年ドライブ旅行が定番になってます。地方の友人に会ったり、用事をこなしたりしつつ、三泊四日程度で周れる旅をしています。夫は車大好き人間なので、事前のルート作りから運転に至るまですべてこなしています。私はもっぱら…助手席でワーキャー言ってるだけですが。
今回は「三重で温泉に浸かり、京都で大原散策をし、福井で友人に会う」の旅に決定。一日ずつ、ドライブルート、出来事などを記述していきます。

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9/5(月) 自宅~三重・湯の山温泉

巨大台風14号が九州から中国地方に向かっていて、西日本は大雨の予報。東京も今にも降り出しそうなお天気。事前情報では東名高速の富士~清水が高波で通行止めになっているらしい。無事に辿り着けるかな。。。

9:00頃家を出て、ユズを動物病院に預け、いざ出発!…いきなり幹線道路の渋滞にハマる。平日の朝だから仕方がないか。首都高はそれほど混んでおらず、スムーズに進む。名古屋方面まで、東名の通行止めを回避する為に中央高速で行こうか?と散々悩んだけど、なるようになるさ~と東名へGo!このあたりから雨が断続的に降り出してきて、台風を実感。

途中のPAで道路情報をチェックしつつ先を急ぐと、ウチらが到達した頃には富士~清水の通行止めは解除されていました。ラッキー!ただし、富士~清水には海っぺたを走る部分があり、かなりの高波が消波ブロックに当たっていて、ちょっとスリリングでした。長~い静岡県を過ぎ、愛知県に入って、豊田JCTで東名とサヨウナラ。伊勢湾岸自動車道へ。

初めて走る伊勢湾岸自動車道は、話題のセントレア愛・地球博へも行ける道。そのどこへも立ち寄る事も無く、新しく幅広い道を順調に進んで行きます(涙)。途中通った名港トリトンという三つの橋はなかなかの圧巻です。横浜のベイブリッジが三つ連なった感じで、下を見下ろすと、港からの積み荷と思しき乗用車がズラリと並んでいたり(さすがトヨタのお膝元!)、コンテナがズラリと積み上がっていたり、ハードな感じの景色です。さらにトゥインクルという大きな橋を渡ると、有名な長島スパーランドが出現。ジェットコースターがそびえ立っている!さらに進むと四日市JCTで東名阪自動車道へと合流。少々走り、四日市ICで長かった高速を降ります。そこから下道を20分程走り、15:00過ぎに本日の宿がある湯の山温泉へ到着~!

温泉宿といえば、まずはビール。雨が結構強く、近くにあるロープウェイにも乗れず、ダラダラっとしてから温泉へ(女子風呂は貸切状態^_^)。食事をしながらダラダラ飲めば、疲れも手伝って早々にダウン。明日の天気はどうだろうな~。

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9/6(火) 三重・湯の山温泉~京都・宝ヶ池

朝は雨も止んでおり、明るくなってきていました。でも雲の流れは相当速い。台風は本日近畿地方に最接近という事。湯の山温泉の宿にも愛・地球博へ行くお客さんが多いらしい。温泉&万博なんてウラヤマシイと思ったけれど、逆に、名古屋近辺のホテルが満杯でやむなく三重に宿を取る事になった人も沢山いるのかもしれませんね。万博の後は鈴鹿のF1グランプリのお客で賑わうそうです。

朝食後、10:00頃宿を出発。四日市ICに向かっていると、晴れ間が覗いて来ました。でも振り返れば山側はどんよりとした雲に覆われています。う~ん、これからあの方向へ行くのね…。四日市ICから亀山ICまでちょこっと高速に乗り、その後は国道1号をしばらく走ります。対面通行のこの道、進行方向(大阪方面)は空いていますが、反対側はエライ渋滞。大型トラックが多く、幹線道路だから仕方ないのね、でもこっちは空いててよかったわ、と思わずつぶやく。途中、雨が降ったり止んだりしながら峠を越えて、滋賀県に入ります。忍者で有名な甲賀を通り、競走馬で有名な栗東(私の知識はこの程度デス)あたりで夫調査済みの道に入り、琵琶湖の東側を北上するルートを通ります。そして琵琶湖大橋を渡り、途中トンネルという有料トンネルを抜けると間もなく大原へ到着。

大原ではこの旅唯一と言っていい観光をしました(ドライブ中心なので)。雨が降ったり止んだりする中、三千院をゆっくり見て回りました。趣があり静か…あ、おじさんの団体さんが賑やかだわ…。食事をして、まだ時間があったので、「良忍上人が声明修行の為に作った『来迎院』」…の奥にある、やはり「良忍上人が声明を上げてその音を消したと言う『音無の滝』」へ向かう事に。来迎院から300mと書いてあるけど、結構な山道の登りが300m!ちょっと観光に来ましたぁ、なんてミュール履きのお姉さんじゃ絶対無理。へとへとになりながらも音無の滝へ到着。大きい滝ではないけれど、鬱蒼とした山の中、神秘的で修行にはもってこいという場所です。でも、もし私一人だったら、道中暗くて寂しくて挫折したかもしれません。滝の手前、山道の分かれ道にある道しるべに「比叡山(4時間)」と書かれており、比叡山に繋がっているのかぁと感慨にふけりました。

三千院05090601

大原を後にし、夫の用事を済ませた後、17:00頃宝ヶ池の宿へ到着。その頃には雨脚も強くなって来ており、中庭でのバーベキューディナーは中止。残念。かわりに、おフランス料理ディナーに変更になりました。ディナーを食べながらワインを飲めば、疲れも手伝って早々にダウン(昨日と同じじゃ)。この時点で台風は山陰沖を北上中。明日の福井は大丈夫か?

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9/7(水) 京都・宝ヶ池~大野市~福井市

近畿地方は台風も峠を越え、晴天とはいかないまでもまずまずのお天気です。風はやや強めですが。

朝食後、10:00頃宿を出発。昨日と同じ道で大原→途中トンネルと進み、琵琶湖大橋へは行かず、琵琶湖の一本西側の山道を福井に向かって北上します。滋賀県を抜け、福井県は敦賀ICから北陸自動車道へ。しばらく走り、武生ICで降り、一路大野市へ向かいます。山道を順調に進んで行き、あと少しというところで巡り会った道は、国道なのにかなり険しく、対向車が来たらどちらも譲れないほど細くて急な山道でした。ところどころ退避出来る場所があり、対向車とは運良くそこですれ違う事が出来ましたが、ガードレールのない崖が各所にあり、相当恐かったです。。。

無事に大野市に着いて用事を済ませ、福井市に向かう国道は山道ながらもとってもスムーズでした。しかし、併走しているJR越美北線は昨年7月の豪雨で、未だ不通区間があるという路線です。全線復旧にはまだまだ時間もお金もかかり、路線存続が危ぶまれているそうです。頑張れ!JR西日本!

風は強くなってきたけれど、晴れ間も覗く天気になり、16:30頃、福井市の宿に到着。18:00頃、福井在住の友人達と合流し地元の繁華街:片町通りへ繰り出します。まずは焼鳥屋の秋吉へ。福井に本店があり、全国各地に出店中のお店で、東京にも10店舗以上あるとか(知らなかった…銀座にもあるそうです)。早い、安い、旨いといった感じの焼き鳥に舌鼓を打ちながらも、非常に混んでいるお店なので、ゆっくり話もままならない状況です。腹ごなしが済んでから、ゆっくり出来るお店へ。楽しく話しながらダラダラ飲めば、疲れも手伝って早々にダウン(今日もかい!)。台風はもう石川県を越しているし、明日は大丈夫でしょう!

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9/8(木) 福井市~自宅

朝から台風一過のいいお天気。でも、いわゆる吹き返しの風がやや強めです。あと、フェーン現象?暑いです~。ずっと涼しかったので久々のカーっとした暑さです。今日は東京まで帰るだけですが、混み具合など諸々考え、日本海側から回るルートで帰ることにしました。上信越自動車道も全線通ってみたいしねっ。

10:00頃宿を出発し、オートバックスやガソリンスタンドなどに寄って買い物などを済ませ、福井北ICから北陸自動車道を北上します。極めて順調に進み、石川県に入り、日本海を眺めながら、今度は金沢に行きたいなどと曰っていると、あらもう富山県だわ。SAで鱒寿司おにぎり(ベタですが)を買い込み、食べながら走り出します。今度は黒部ダムを見たいなどと曰っていると、トンネルが次々に出現。新潟県手前の朝日IC~上越IC間には26本ものトンネルがあり、その殆どが長~い、長~い。山間なので雲も多くなり、雨が落ちてきそうな天気に。

トンネルを幾つ通り過ぎたか?もうわからなくなった頃、上越JCTに辿り着きます。ここで北陸自動車道とお別れし、上信越自動車道へ。ここからは初めて走る道。ワクワクもつかの間、あれれ、対面通行かい。上越JCT~豊田飯山ICまでは、まだ暫定二車線なんだそうな。標高が高いせいか雨が強くなり、ガスで視界も悪くなってきました。この道も、北陸道に負けず劣らずトンネルが多いですね。いくつかトンネルを抜けて山を下ってくると、一気に快晴になりました。しばらく走り、更埴JCTで長野自動車道との分岐を過ぎ、藤岡方面を目指します。横川SAでお約束、おぎのや峠の釜飯を晩ご飯用に購入するのは忘れません。

藤岡JCTから関越自動車道に入り、東京も近い、と思っていると「練馬出口 渋滞6km」との表示がっ!でも仕方がない、と突き進みます。新座料金所手前からかなりの混雑です。ウチは外環自動車道へ行きたいのですが、料金所を出て、左側だけ車が繋がっているぞ?あれって外環に入る車列?マズイ、右側走っちゃってるよ~。諦めて練馬で降りようかと思った時、右から左側にひょいひょい車が横入りしていくので、ウチも便乗してスルっと外環道へ。ちょっとズルかったけど仕方がなかったですがな。外環~首都高はそれほどの混雑もなく、家には18:30頃到着しました。荷物を下ろし、19:30にユズを迎えに動物病院へ行って、全員我が家へ到着しました。

今回の旅は台風に祟られたけど、それほど大変な目に遭うこともなく、新しい道も走れて楽しかったです。ユズも含めて、みんな、お疲れ様でした。


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